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ラグビーの楽しさの魅力とは?──リコーブラックラムズ東京が語るラグビーライフ

Ai Farkas

Dec 4, 2025

東京・世田谷を拠点に活動するラグビーチーム、ブラックラムズ東京。1953年にリコーのクラブチームとして誕生して以来、社会人リーグでも活躍するようになり、今ではジャパンラグビーリーグワンのディビジョン1で戦い、チームには現在約60名の選手が在籍しています。試合は12月から翌年5月まで開催。主に秩父宮ラグビー場や駒沢オリンピック公園陸上競技場を使用しています。

ブラックラムズ東京の魅力はそれだけではありません。チームは子どもたちや年配の方達にラグビーを広める活動にも力を入れており、地域に根差したスポーツコミュニティとして存在しています。

今回はアカデミー部門でヘッドコーチをされている武川さんと大山さんにインタビューさせていただきました。ラグビーの魅力について語っていただいています。

ラグビーとの出会いとコーチたちの思い

チームの中核を担うコーチの武川さんと大山さんは、小中学生向けのアカデミーでヘッドコーチと運営を担当しています。子どもたちにはラグビーの技術だけでなく、「挑戦する心」と「協力する力」を教えることに重点を置いています。学校訪問ではタグラグビーを通じて遊びながらラグビーを体験するといった形で、初心者でも楽しめる工夫をしています。

年配の方達にはラグビーボールを使った軽い運動で健康づくりをサポートし、地域のお祭りやイベントでもラグビー体験コーナーを実施。ラグビーへの苦手意識や恐怖感を払拭する活動も行っています。

また、大山さんは、ラグビーを初めて体験する子どもたちや地域の人たちに、安全に楽しめる環境を提供しています。

子どもたちと練習中の大山さん

二人とも、自身のラグビー経験を通して得た楽しさや学びを次世代に伝えることに情熱を注いでいます。

武川さんは家族の影響で小さい頃からラグビーに親しみ、気がつけば競技場で観戦していたといいます。他の球技よりルールがシンプル(制限が少ない)で、鬼ごっこをしている感覚になり、それが楽しいと語ってくれました。選手の頃はスタンドオフやセンターを務めていたそうです。

また、大山さんは父親に連れられてスポーツ少年団でラグビーに出会い、高校に入って小学校時代のラグビー仲間に再会し、本格的にプレーを始めました。選手時代にはロックやフランカーのポジションで活躍されていました。

二人とも他のスポーツを経験したこともありますが、最終的にはラグビーに魅了され、このスポーツに関わったことをしたいと考え、現在は指導者としての道を歩んでいます。

ラグビーの魅力と学び

ラグビーの魅力は、単に体を動かす楽しさだけではありません。プレー中は状況が刻々と変化し、ボールを持っていない時でも仲間を助ける動きが必要です。武川さんは「ボールを持つと状況がどんどん変わる中で、判断を続けながら仲間と協力して前進する楽しさ」がラグビーの魅力だと語ります。

一方、大山さんは、コーチとして子どもたちにラグビーを教える楽しさを次のように説明します。
「ラグビーには『品位・情熱・結束・規律・尊重』という5つのコアバリューがあります。プレイヤーとして仲間と前に進む楽しさもありますが、コーチとしてこの価値観を伝えられるのが魅力です。身につけたことは、ラグビーだけではなく、生活の中でも活かせます。」

ラグビーは勝敗だけでなく、協力する力や挑戦する心、思いやりの心を育むスポーツです。子どもたちは競技を通して、体力だけでなく判断力やコミュニケーション能力も自然に伸ばしていきます。

練習風景

Veoで変わる指導と選手の成長

アカデミーでは、トップチームとは異なり練習や試合の映像を撮影するスタッフが不足していたり、またホワイトボードやウェブサイトに掲載するなど、文章で選手に伝えることが中心でした。

また、コーチが見ていないところでの怪我やトラブルの確認も難しかったと伝えてくれました。

しかし、Veoを導入してから状況は大きく変わりました。アカデミーの練習やタグラグビーの試合を撮影し、練習や試合の翌日には映像を選手や保護者に共有できます。
重要なプレーにはコメントをつけて振り返りができるようになりました。これにより、子どもたちは自分の動きを客観的に確認でき、保護者も試合の様子を安心して見ることができます。中学生になると、自分のプレーをスマホで確認し、自主的に分析する子もいます。

また、アカデミーの大会で、Veoを使用し撮影したところ、他チームからも動画の共有を頼まれたり、Veo の存在を知って興味を持ってくれているチームも増えているそうです。

指導者の視点を広げる映像活用

武川さんと大山さんは、Veoを使い始めてから感じたことをこのように語ってくれました。

「以前は、練習や試合でどんな動きをしていたか、ボールを持っていない選手の動きは見落としがちでした。でもVeoで上から全体を撮影すると、細かい動きまで見られて、指導する側の視点が広がった気がします。試合の振り返りも、その場で気づかなかったことに気づけるので、子どもたちも自分の動きを理解しやすくなります。」

指導中の武川さん

二人は続けて、映像があることで自然に指導やアドバイスの幅が広がることを実感していると話します。三脚で撮影して全体を見渡せることや、ボールを追ってズームできる機能、声の録音なども、指導や振り返りの場でとても役立っていると教えてくれました。導入コストはかかりますが、逆に人手や編集にかかるコストを抑えることができ、結果的に効率的に指導ができるようになると言います。

お忙しい中、ラグビーに対する思いや指導についてお話を聞かせていただきありがとうございました!

ブラックラムズ東京の詳細はこちらから

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